静夜思 娘の値段
プロフィール

ZAKI

Author:ZAKI

FC2カウンター

スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

娘の値段

2015-03-08

なんだか仕事に追われていっぱいいっぱいな日々を過ごしているせいか、時間が経つのが早すぎる……。
それが理由というわけでもないのだが、娘の遺骨は未だに手元に置いている。
家族が「いい加減送ってあげないと可哀想よ」と言うのだが、近場によさそうなペット霊園はないかもしれないし(というか、まったく探してないというのが正解^^;)、近所の猫たちが頻繁に行き来している庭に大のニャンコ恐怖症だった娘を埋めてやるのも忍びない。同族に対しても友好的という言葉とは縁遠かった生前を思えば、いきなり余所のワンコたちと合同で埋葬というのもなんだか決心がつかないしで、なんとなくズルズル今日まで来てしまった。

まあ、一番の理由は目に見える場所に娘がいて、おはよう、とか、おやすみ、とか、ただいま、とか声をかけられるだけでも気持ちが安らぐっていうのが本音なんだけどね。
手放す踏ん切りがまだつけられないっていうか。

そんな私を見て、家族が苦笑交じりに言った。
「そんなに忘れられないなら、夢の中でまた買ってくれば」と。
そのときは家族間での笑い話で終わったのだが、あとになってふと真剣に考えてしまった。
そうだなぁ、本当にもう一度娘を売ってもらえるとしたら、たぶん100万出せと言われても買っちゃうかもしれないなぁ、と。

ま、実際に本当にそんなことになって、いざ法外な金額を提示されてしまったら、途端に
「すまん、今うちにそんな余裕はなかった!」
などと尻込みしてしまい、娘に
「主の裏切り者~っっっ!!(#`Д´)ノ」
と怒られる羽目になるかもしれないのだが。

そんなしょうもないことを考えて、思わずひとりで笑ってしまった梅の香漂う季節。

なんというか、ただいま日々ヘロヘロで帰宅して、全然他のことまでする余力がないので、一時期猛烈にいますぐにでも可愛い家族を迎え入れてもいい!という気力満々だった情熱が、ちょっと冷めているところ。
いや、気持ちはあっても、実質、帰ってから散歩してやれるだけの余裕がないので(ついでに土日もほぼグッタリしている)、もうちょっと落ち着いたらね、ぐらいな感じになっていると言ったほうが正しいか。

こうして改めて考えるとしみじみ思う。
ただ好きで飼いたいから、だけで命を預かることはできないんだなぁと。
そういう不用意さと人間の身勝手さに振りまわされて、不幸になるペットが1匹でも少なくなることを願うばかりである。

とはいえ、実際に未だ娘が健在であったなら、結局はヘロヘロしながらでも毎日娘に連れ出されて、「しょうがないなぁ」などとにやけながらお供をしちゃってたんだろうけどね。
愛犬にメロメロの飼い主って結局そういうもんなんですわ。

  P1000502.jpg
      「主ってば、可愛いアタチが100万円て言われたら見捨てる気なのね……」
関連記事

ワンコ記事 コメント: 3 トラックバック: 0

< 前の記事 ホーム 次の記事 >

この記事にコメントする

無題

2015-03-09 くるみっこ [URL]

おはようございます。

私も考えたことありますし、家族の話題にもなったことがあります(^-^;
もちろん結論は、くるみがもう一度戻ってきてくれるのならば、いくらでも出す!と。
家族一致の意見です。100万でも、200万でも・・・
もちろんローン返済は覚悟です(笑)

私は仕事で疲れきっていたり、体調が悪い時はくるみに散歩を諦めてもらってた、ダメな飼い主です。
そんなダメ飼い主に、一度も牙を向けることもなく、いつも従順なくるみ。
そんなくるみが戻ってくるなら・・・

編集

Re: ですよねぇ。。。

2015-03-09 ZAKI [URL]

くるみっこさん、コメントありがとうとうございます。

ホント、愛するものを失った人は皆、考えることなんでしょうね。
多分、私も娘が帰ってくるなら、間違いなく100万でも200万でも支払うだろうと思います。

仕事でいっぱいいっぱいなのも確かなんですが、ワンコ飼いたい熱が落ち着いたというよりは、「ワンコが飼いたい」ではなく、寧ろ「娘が恋しい」が正しい感情なんだろうなと自分なりに理解した部分もあるように思います。
結局行き着くところはそこなんですよね。
未練がましいですが^^;

くるみっこさんもご家族の皆さんも、間違いなく同じ思いを抱えておいでのことと思います。
でも、敢えて無理にそれを打ち消したり、気持ちに蓋をすることはないのかな、と思う今日この頃です。
お互い気がすむまで未練たらたらでいきましょう(笑)

追伸 私も年に2~3回は風邪などをこじらせて娘に我慢を強いたものでした。
   心配して看病してくれるくせに、3日目ぐらいになると「アタチは今日は絶対チャンポに行く~~~っ!!」と駄々をこねた様子が懐かしくもいい思い出です(笑)

編集

管理人のみ閲覧できます

2015-03-11  []

このコメントは管理人のみ閲覧できます

編集






    



管理者にだけ公開させる

トラックバックURL
→ http://seiyashi239.blog99.fc2.com/tb.php/703-d4861c02

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ホーム

自作小説公開先

-完結済み-
 『地上に眠る蒼穹
   ~Celeste blue~』
(SF)
  ・カクヨム版
  ・小説家になろう版
  スピンオフ
   『金の鳥 銀の鳥』
 『神の棲む島』(ファンタジー)
  ・横書き版(小説家になろう)
  ・縦書き版(novelabo)
 『夢一夜~幽明に咲く花~』
       (ファンタジー)
 『異空の盟約 うつし世の誓い』
       (ファンタジー)
 『ショコラ・ノワール』(恋愛)

にほんブログ村ランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム

QRコード

QRコード

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ペットブログランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。